1933年、アルヴァ・アアルトがデザインしたスツール60と、ミナ ペルホネンが開発した経年変化を楽しめる生地「dop」が現代の日本で出会い、
「Stool 60 mina perhonen series」 の 2 シーズン目を 2018 年 6 月 15 日より発売します。
最も影響力を持った20世紀の建築家の一人、アルヴァ・アアルトが、曲げ木の技術L-レッグを応用し誕生したスツール60は、80年以上の時を経た今もなお、当時と変わらぬ手法を使い、フィンランドのアルテックの工場で作られています。アルヴァ・アアルトは、特別な誰かのためのデザインではなく、機能性と実用性を兼ね備えた優れたデザインを大衆に広く普及させたいというモダニズムの思想を持ち続け、同時にアルヴァ・アアルトは、家具デザインの多様性と自由さを大切に考えていました。フィンランドの木材を用いた高い品質と、アルヴァ・アアルトの技術と哲学を受け継ぐスツール60は、国や文化を越え世界中で親しまれています。
Artekは1935年フィンランドにて、北欧を代表する建築家アルヴァ・アアルトが妻アイノ・アアルト、
マイレ・グリクセン、ニルス・グスタフ・ハールとで設立。
アルヴァ・アアルトが設計した建物に合う家具を制作したのがきっかけで、
「art」と「technology」の融合を目指すという意味を込め会社名を「Artek」とし、
シンプルで力強く美しい家具を制作する北欧モダンを代表する会社です。
アルヴァ・アアルトデザインの60スツールや66チェアは彼の代表作で、今でも、世界中で不変の人気を誇っています。
1995年にデザイナー皆川 明により設立されたブランド。自然の情景や社会への眼差しからデザインを進め、日本各地の生地産地との連携により生み出されるテキスタイルを特徴とする。衣服に始まり、インテリアへとゆるやかにデザインの幅を広げながら、時の経過と共に愛着の増すもの、日々に寄り添うものづくりを目指す。金沢21世紀美術館や東京スカイツリーなどのユニフォームデザインも手がける。
「Stool 60 mina perhonen series」は、長い年月使い込む過程で表面が擦れ、裏側の色が新たな表情として現れることで、
経年変化を楽しむこがきるテキスタイル「dop」を用い、テ ーマやカラーを変え継続していきます。
「偶然の調和」をコンセプトした「Stool 60 mina perhonen series 1」に続く「Stool 60 mina perhonen series 2」のコンセプトは「暮らしの呼吸」。
ミナ ペルホネン、デザイナー皆川 明氏は、座面の生地と脚カラーの組み合わせについて
「日々の暮らしは、大切な物のしつらえから所作をつくり、心を調え活力をもらいます。
ミナ ペルホネン、デザイナー皆川 明氏は、座面の生地と脚カラーの組み合わせについて
「日々の暮らしは、大切な物のしつらえから所作をつくり、心を調え活力をもらいます。
今回のStool 60 mina perhonen series 2 は、路に咲く、さり気ない花のように暮らしの和みになるような色を選んでいます。」と語っています。
アルテックとミナ ペルホネンとの親交は、2008年のアルテックの展覧会にまで遡ります。ミナ ペルホネンのデザイナー、皆川 明氏は、アルテックの展覧会のために、ユニークピースとしてアルヴァ・アアルトのスツール60をデザインし、さらに同年の横浜トリエンナーレでも、ミナ ペルホネンのアーカイブの生地が張られたスツールが展示されました。また2016年には、イルマリ・タピオヴァーラの「ドムス チェア」の70周年を記念したポスターを皆川 明氏が手掛け、ヘルシンキとベルリンのアルテックストアでは、ミナ ペルホネンのポップアップストアを行うなど、これまで途切れることなく、両ブランドの親交は続いてきました。
皆川 明氏は19才の時、初めてフィンランドを訪れ、フィンランドの暮らしの中にデザインが溶け込んでいることを感じました。日本で目にするフィンランドのデザインアイテムは、フィンランドでは誰もが持っている日常の暮らしの一部です。独立から日が浅いフィンラント゛て゛は、デザインは決して限られた人のためのラグジュアリーて゛はなく、日常の暮らしの一部として捉えられてきました。アルヴァ・アアルトの家具デザインもまた、機能性と実用性、シンプルな美しさを兼ね備え、全ての人の生活をより良くするものとして生み出されました。アルテックとミナ ペルホネンは、今回の新たなシリーズにより、「本当の豊かさ」が日本にも息づき、私たちの日々の暮らしがさらに美しく豊かに彩られることを願っています。
2017年、アルテックは、日本のファッション&テキスタイルブランド、ミナ ペルホネンによる「スツール 60」 の新たなシリーズ「Stool 60 minä perhonen series」を発表しました。1933年、アルヴァ・アアルトがデザインしたスツール60と、ミナ ペルホネンが開発した経年変化を楽しめる生地「dop」が現代の日本で出会い、実を結んだシリーズ「Stool 60 minä perhonen series」の2シーズン目を2018年6月15日より発売します。
サイズ | 座面直径35 高さ44 横40cm |
素材 | 座面生地: ポリエステル65%、コットン35%、刺繍部分表: コットン100%、裏: ポリエステル100%、脚部: バーチ材 |
ご注意 | お届けする商品はすべて検品済み 座面裏には跡や、製造上の小さな 汚れ等があることがございますが、この跡は、Artek本社にて良品として 検品を通りますので、 お手元に届く商品にも、同様の跡がついていますが、 不良ではございませんので、 あしからずご容赦ください。 |
イメージ写真について | イメージ写真には、該当商品以外の撮影小物なども写っておりますが、それらの小物は商品には含まれておりません。 お間違いのないよう、ご注意くださいませ。 |
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手工品の場合 | 商品がハンドメイドの場合、個体差が生じる場合がございますが、いずれも良品です。色や形、2つとないハンドメイドの良さをお楽しみください。 |
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