【お仕立て付き】上州赤城座繰り紬 松煙染 草苑 九寸名古屋帯「ふくろう」[商品番号9nobi1394]【あすかや】:あすかや - c2042
2023-05-15
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【こちらはお仕立て付きのお品です】 納品まで約3週間〜4週間頂戴いたします。 |
お仕立て内容 | ◎三河の帯芯サービス(綿芯・白地) ◎手縫い仕立て ◎一般的な九寸名古屋仕立て |
適応着物種 | 小紋、紬 |
適応シーン | お茶会、同窓会、あつまり、デート、ショッピング |
適応シーズン | 1月〜5月、10月〜12月 |
状態 | 新品 未仕立 六通 別腹 |
素材 | 正絹 日本の絹の証 |
落款 | 染織作家 草苑 |
地色 | 黒色系 |
備考 | お洒落用にどうぞ |
※生地にハサミを入れますので、お支払方法は代金引換以外でお願いいたします。 ※上記お仕立て内容以外をご希望の場合は別途料金頂戴いたします。 |
◆オプションは下記商品ページよりご購入下さい◆
⇒ 【未仕立て】名古屋帯 パールトーン加工
赤城で自然に育てた天然繭より手紡ぎの絹糸を経緯に配して織りあげました。
天然繭 上州赤城座繰り紬の由来。
紬糸は江戸時代より長年にわたり赤城山麓の農家で養蚕を営むなか老人が家族の着用として自家用に引いたものです。
作り方は出窯にお湯を沸かして60個〜70個の繭を入れて80度〜90度のお湯の中に手を入れて繭を合わせて上手に引き出して行きます。
現在の自動製糸のように糸を引張らない為繰り本来の味が損なわれず何代も着るほどに風合いが良くなるといわれています。
昭和の初期までは4千〜5千軒の農家で生産していますが、現在は数件しか居らず、いづれも老齢化しているため僅かの生産量しかできず希少価値化されています。
ざっくりとした風合いと紬糸の節をご堪能ください。
松煙染は、松などの脂分を含む木を燃やして得た煤が原料となっています。
書道に使われる墨も同じものを原料としており、染材としてよりも墨として発展してきました。
墨の原料となるのは煤と*膠(にかわ)で、それを練り合わせたものが墨になります。
墨には大きく分けて2種類あり、松を燃やしたときの煤を使うもの(松煙墨)と、菜種・胡麻・桐などの植物油を燃やした煤を使うもの(油煙墨)に分けられています。
松煙染は、膠で固めていない松煙を使った染色方法です。
その独特の透明感と深みのある色合いは、江戸の昔より「究極の粋」と呼ばれてきました。
そんな江戸文化の粋を今に再現した、松煙染に江戸紅型の模様を丹念に型染にしました。
また、前にくる部分は別腹になっており、上下に分かれるのも通好みでございますね。
地色は「黒色系」
透明感のある地色に色数を抑えたふくろうの意匠は、まさに江戸好みのお品です。
ふくろうは開運グッズに必ずあります。
特に金運アップに最適だと言われています。
ふくろうは「福来郎」「不苦労」などどいった縁起のよい吉祥な当て字が充てられ、「福が来る」「苦労がない」などを願った縁起物として愛されています。
人気のお柄はセンスも抜群に良いですね。
大人の魅力が存分に感じられるひと品、粋な帯すがたを演出していただけること間違いなし。
自信をもっておすすめさせていただきます。
前にくる部分は別腹になっており、一格上の着こなしをお約束いたします。
季節感や遊び心のある意匠は、気軽な装いにも後ろ姿に華を与えてくれる事でしょう。
華やぎと粋な風情をお楽しみください。
御着物通の方に着こなしていただきたい逸品です。